御手洗散策シリーズの途中ですが速報です。
遂に、ミラーレンズに匹敵する色物レンズに手を出してしまいました。

DA FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5ED[IF]
ペンタックス純正のフィッシュアイ、いわゆる"魚眼レンズ"です。
フィッシュアイ(魚眼レンズ)というのは、定義として「カメラなどに使用する写真レンズで、中心射影方式でない射影方式を採用しているものを指す」(ウィキペディア)...ですが、一般的には「画角がおよそ180度」で「広い画角を圧縮して描写する」写真レンズを差します。
フィッシュアイの大きな特徴として、前述のように画角が極めて広大である事と、画像周囲が大きく湾曲して写る事が上げられます。
一般的な超広角レンズは(多少の収差は残るものの)可能な限り画像の湾曲を補正する光学設計であるのに対し、フィッシュアイは「画像の中心点を通る直線」以外は情け容赦なく湾曲しまくります。
この特性のため、「直線はあくまで歪まず真っ直ぐに描写する事が偉い」とされている写真レンズの中では異端中の異端であり、設計上光学系(特に前玉)が大柄になり易い事、フィルターやフードの取り付けが実質不可能という事も相まって、かつては高価で扱い辛いキワモノレンズという扱いを受けていました。
しかし、最近は光学系の設計技術の進歩で比較的コンパクトに収まるようになり、それに比例して価格が低下してきた(写真レンズの価格の半分はガラスもののコストと言われる)事で、フィルムカメラ時代より遥かに入手し易くなってきました。
...が、その特性上極めて扱いにくいレンズであるという事にかけてはミラーレンズに引けを取らないという事実は変わらず、買い易くはなったけど実際に手を出すのは躊躇われるのもミラーレンズと一緒です。
究極の超広角と至高の超望遠、どちらも等しくキワモノ扱いというのも面白い話ですが、やはり極端なのは扱い辛い、という事でしょう。
ちなみに、ペンタックスのフィッシュアイ特有の特徴として、焦点距離が10mm(180度)から17mm(100度)まで変えられるズームのフィッシュアイである事が挙げられます。

こちらは焦点距離17mm(100度)のテレ端。
17mmといえば、一般的な標準ズームレンズのワイド端とほぼ同じ数字ですが、湾曲が補正されない光学系であるため遥かに広い画角を有しています。
が、まぁこの程度の歪曲であれば、普通に広角レンズとして使えなくもないレベルです。

一方、こちらが10mm(180度)のワイド端。
歪んでます。
盛大に歪んでます。
そして広いッ!!
この広さと歪みこそフィッシュアイ最大の難点にして最高の持ち味!!
なお、ペンタックスのフィッシュアイは「対角線魚眼レンズ」と呼ばれる形式で、その名の通り四隅の対角線の方向において180度の画角を有しています。
他社のさらに画角の広いフィッシュアイの中には、180度の展望が円形に写り込む「全周魚眼レンズ」というのも存在しますが、当然扱い辛さもさらにUPします。
絶望的に広大な画角と、写真レンズにあるまじき歪み。
このふたつの特徴を使いこなしてこそ、フィッシュアイレンズはその魅力を輝かせるのです。
今ンところ完全に持て余してますけどネ!!
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