ロケットストーブでピザを焼く
訓練校時代の友人たちで、広島市近隣の温泉地として有名な湯来町まで行ってビザ焼いてきました。
湯来交流体験センター(湯来ロッジ隣)では体験プログラムとしてピザ作り体験を行っています(要予約、1人1,200円、5人から)
ここでのピザ作りはちょっと独特で、石窯やオーブンといったものは用意されていません。
では何でピザを焼くのかというと...
ロケットストーブだッ!!
ロケットストーブとは薪ストーブの一種で、効率的な燃焼とクリーンな排気を実現しながら手軽に自作できるシンプルな構造を持つ、比較的近年に考案された暖房器具です。
その構造はご覧の通り...ではわからんでしょうが、木材を燃やす焚き口とは別に垂直に立ち上がる燃焼筒を持ち、燃焼筒で未燃焼ガスを燃焼させることで排気をクリーンに保ちつつ、高い燃焼効率を実現しています。
実際、割と短い時間でかなりの薪を放り込みましたが、焚き火のような煙はほとんど発生せず、それでいてかなりの高熱を発生し続けます。(写真は着火直後で温度が上がってないので白煙が出てますが、安定燃焼し始めると焚き口からは煙が上がらなくなります)
そのため、ペール缶をベースに作られた程度のサイズでもピザ一枚を焼くのに十分な熱量を確保できるという訳です。
交流体験センター内の調理場でピザの材料を調理。
地元名産のこんにゃくも入ります。
出来上がった手作りピザ(生)。
ミニトマト、玉ねぎ、ピーマン、こんにゃく、チーズのシンプルピザです。
ロケットストーブのサイズ的な制約で、直径はやや小さめ。
ロケットストーブの上で焼くこと20〜30分(当日は風が強すぎて時間がかかった)、手作りピザの焼き上がりです。
あまり焼け目は付いてませんが、生地は薄めでパリッと焼けていておいしかったです。
湯来交流体験センターの裏手には清流に降りられる階段があり、水遊びを楽しむこともできます。
湯来町は下流にダムと浄水場があることもあって水質に対する規制が非常に厳しく、生活排水や農薬混じりの農業用水は河川には流れ込まないので、水質は非常にきれいです。
センターの隣の湯来ロッジでは温泉に入ることもできて(体験プログラムに入浴券がおまけで付いてくる)、割と安価で一日中遊んで食って休憩できる良い場所です。
最近、仕事でストレスが溜まっていた身としては、久々に気分転換できたよい休日でした。
PENTAX K-S2
smc PENTAX-DA18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR
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