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2017年2月18日 (土)

苦行マスター(自称)再び VK 30.01 (H)編

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VK 30.01 (H)

ドイツのティア5に属する重戦車です。
HTとは名ばかりのペラッペラな本体装甲、よく燃える前面下部のトランスミッション、HTに恥じぬ鈍足、MT並みの平凡な単発火力とDPM、取り柄といえば最終砲(いわゆるゲルリッヒ砲)の極めて高い貫通力というチグハグな性能の戦車です。

ティアが二つ上のHTとも戦わねばならない本家WOTの感覚からすると、この車両を苦行呼ばわりするのは違和感があるかも知れませんが、マッチングするティアが±1であるBlitzでは唯一の長所であるゲルリッヒ砲の貫通力はいささか過剰でメリットが薄いと認識されており、またMAPが狭く近接戦闘の機会が多いため機動性や防御面での弱点ばかりが目立つ格好になってしまっています。
特に、ティア5には大人気強戦車のKV-1や優良戦車のT1 Heavy TankといったHTが幅を利かせており、それに比較して貫通力しか取り柄のないVK 30.01(H)は非常に影が薄い存在となっています。

その所為か、アジアサーバでの勝率中央値は48.64%と低迷しており、ティア5車両での勝率ワースト2位という不遇の戦車です。(なお一位は三凸)


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そんな苦行戦車で100戦回した結果、アジアサーバで53位(WOTB Stars調べ)入賞。


苦行マスター(自称)の面目躍如といったところですが、私から言わせればこのVK 30.01(H)、特に苦行とは思えません。むしろ良い戦車だと思います。

その最大の理由は、やはりその最終砲たるゲルリッヒ砲の優秀さです。ティア6までなら過剰でメリットが薄いと言われるゲルリッヒ砲の貫通力ですが、過剰でもなんでもこれは大きな利点であることに違いはありません。
相手が重装甲自慢のT-150だろうとチャーチルVIIだろうと、真正面からスパスパ抜けていくAPCRの貫通力221mmは、わざわざ相手の側背面に回り込んだり小さな弱点を狙撃する必要がないため、自分が防御的に優位な位置に居座ったまま一方的にダメージを与えることができます。これは大きなメリットです。


実際の試合では、敵味方とも複数の車両が複雑な地形を走り回っています。そんな状況で、敵HTの側背面へ回り込んだり狙撃を行うのは容易ではなく、回り込みに失敗して迎撃されたり、精密狙撃のために足を止めて逆にカウンターを食らったりするのは茶飯事です。

そのような危険を冒さず、ハルダウンや豚飯、飛び出し撃ちの容易な場所で真正面から撃ち抜いていくことが出来れば、こちらが被弾するリスクを最小限に抑えることもできます。精神的な余裕も生まれるでしょぅ。
さらに、強制跳弾や貫通の下振れ、モジュールの吸収などがない限り、直撃すれば有効なダメージを与えられるため、スペック上は同じDPMの戦車と比べて実際の与ダメージを稼ぎやすいというのも大きなメリットです。


また防御面においても、車体50mmの装甲は確かに薄っぺらではあるものの、うまく角度をつければ強制跳弾でMTやLTの機関砲程度なら弾いてくれる可能性があります。
ティア5で鈍足HTにとって最も危険な相手といえばLeopardですが、貫通力の高い3cm機関砲12連発を完全に防ぐ事は出来なくとも、その半分でも砲塔や側面の角度で跳弾させることができれば、相手がフルヘルスでもない限りは十分に勝機はあります。
相手の位置と進行方向をよく見て、地形を目一杯活用して、Leoの俯角の浅さや装填時間の長さをも考慮に入れつつ立ち回れば、それほど恐る相手ではありません。
なお、KV-2の榴弾が飛んできたら諦めましょう。

あと、勝率60%台で楽々ランキング入りできてしまうのも良いところの一つです。


しかし、確かにこのVK 30.01(H)の特性をフルに活かして数多の戦場を暴れ回るのは、少なくとも初心者には難しいであろうことも動かざる事実ではあります。


では何故、万年中堅戦車長である私がこのVK 30.01(H)でランキング入りできるほど活躍できたのか。
一つは、ティア5をやり込んで各車両の特性を身を以て把握していること。
特にLeoは自分の愛車でもあるので、扱いどころも突かれると弱いところも熟知しているというのが大きいかも知れません。

もう一つは、ティア10のFV4202で貫通力不足に泣かされた反動です。
この上APCRの貫通力nerfなぞあっては正直やってられん
トップティアHTの車体正面だろうが砲塔だろうがスッパスパに抜けるゲルリッヒ砲にテンション上がりまくりで、毎回セルフアドレナリン状態なのに負けるわけがないのです。
...別にヤバい薬なんてやってませんよ? 小麦粉カ何カダ


何はともあれ、とりあえず100戦やってランキングにも無事入れたので、VK 30.01(H)は大変満足しております。

さて、次は何に手をつけようかな...?

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追記。

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CGC買っちまいました。
こないだのイベントで溜まってたフリー経験値でフル開発して数戦乗って見た感触は、あれ、こんなもん?ってところです。
今の所、あんまり苦行って感じはしません。
元々TDは苦手なので勝率が稼げるとは思えませんが、相手の装甲をスコスコ抜いていけるのはVK30.01(H)にも通じる気持ちよさがあります。
貫通力は正義。

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コメント

1戦あたりの参加台数が少ない上に戦車の性能もティアも本家に比べれば平均化されているので、前線に必要なのは火力の集中もあるんだけど相手より多い頭数でもって士気を削ぐ事だと思うので、状況によるがタイムロスしてまで側背面に迂回するリスクは意外と大きい。
鈍重な戦車戦の見た目のユルさに反して数秒の差に泣かされるスピード感はあるから、状況の変化に対応したりここぞというタイミングで勝負に出られないと活躍できんよね。

苦行戦車マスターを自称する以上、CGCは常に仲間になりたそうにハルダウンしてそちらを見ているぞ。
ドイツのVK30.02Dとか次のインパンもそこそこ扱いが難しい戦車と言われているね。あと不人気というか地味というか。

投稿: itou | 2017年2月19日 (日) 16時29分

VK30Hの隠れた長所は「存在感が希薄」だと思うわ。散々ティア5は遊んで来たけど、自分で乗るまで特徴どころか名前も外観も覚えてなかったし。そりゃ敵も油断するよね...
CGCはもう逃げられない運命だと思ってるわ。クレ稼いだら手を出してみる

投稿: 黄色いタカ | 2017年2月19日 (日) 20時38分

おお!マジでCGC入手してるしw
開発の過程も苦行と言わしめる要因だろうからそこをすっ飛ばせりゃ印象も多少変わるのかも。
それとも慣れ親しんだM3Leeの運用に近しいものがあったりするのかね。
戦場での存在感はTOGⅡ並みだろうなぁ。
っていうか今更だがTOGⅡも苦行の選択肢に入るんではなかろうかw

投稿: itou | 2017年2月20日 (月) 01時01分

TOGⅡってディッカーやSU-100Yより高価なのよ...(所持額8G)
昨日なけなしのゴールドでプレ垢取得したばっかりだから、しばらくは課金する機会もなさそう

投稿: 黄色いタカ | 2017年2月20日 (月) 01時14分

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