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2019年5月23日 (木)

お手軽オーディオ地獄

しばらくブログ更新をさぼっているうちにココログのシステムが大幅刷新してしまったので、慣らしの意味も込めて久々の投稿。

 

うちのメインで使っているiMacには、ちょっと前の世代のパワードスピーカー(GigaWorks T20)をiMac本体のヘッドホン端子経由で接続しているのだけど、iMacのヘッドホン端子は他のUSB端子と同じく本体裏面にあり、スピーカーを常時接続しておくのには問題ないがヘッドホンをつけたり外したりするのには不便な位置です。

幸いGigaWorks T20の前面パネルにはヘッドホン端子があり、ここにプラグを挿せばヘッドホンを使用することはできるものの、そのスピーカーもPCデスクの下にあってやや不便なのと、手持ちのヘッドホン(HP-AURVN-LV)ではスピーカーで鳴らす場合の音量と大きくギャップがあるのが長年の不満でした。

 

そこで今回、USB接続のオーディオインターフェイスを増設してそこにヘッドホンを常時接続した上で、MacOSのメニューバーからスピーカーとヘッドホンを切り替えられるようにしました。

そこで使った機材がこちら。

Creative Sound Blaster Play! 3

クリエイティブのサウンドブラスターシリーズでも2000円以下で買える安価な外付け音源ボードで、ヘッドセット用の入出力端子を備えハイレゾ音源出力が可能。32Ω〜300Ωまでの高インピーダンスヘッドホンに対応している製品です。

ただ、これにそのまま手持ちのヘッドホンを取り付けるとボリュームがちょっと大きくなりすぎて調整が難しくなります。原因は、ヘッドホンのインピーダンスがサウンドブラスターの対応幅の最低値の32Ωであることです。

ここでインピーダンス(交流抵抗)についてざっくり説明すると「インピーダンスが高いほど電気が流れにくい」つまり、インピーダンスの高いヘッドホンを鳴らすには高出力のアンプが必要で、逆に言うとインピーダンスの低いヘッドホンに高出力のアンプを接続すると音量過多になってしまうということです。32Ωのヘッドホンは安価な普及型の製品としては一般的ですが、サウンドブラスターの設計がよりグレードの高いヘッドホンまでカバーしているため相対的に実用ギリギリの大音量になった模様。この状況を解決するためにアイテムを追加します。

それがこのインピーダンスケーブル。これはアンプの出力に対してヘッドホンのインピーダンスが低い場合にインピーダンスを追加してギャップを埋める働きをするものです。また低インピーダンスのヘッドホンは感度が高すぎてホワイトノイズが走りやすい傾向にあるのでそれを抑制するためにも使われます。形状は10cm程度の短いケーブルでサウンドブラスターより高価でしたが、高インピーダンスのヘッドホン(概ね高額)を買い足すよりはマシと考えました。

 

これで音量問題は解決し、比較的安価な機材だけで理想的な視聴環境が整った...と思いきや、この状態でiTunesでお気に入りのプレイリストを再生してみると、普段iPodで聞いている曲がなぜか重低音が歪んで音割れし、非常に耳障りで聴き辛い音になってしまいました。

一瞬、サウンドブラスターが初期不良かヘッドホンが壊れたか!? とも疑いましたが、色々と試してみると「iTunesで再生した曲」のみ音の歪みが発生しているようで、そこから検索をかけて調べているうちにトラブルの原因が判明しました。

 20190523-233040

iTunesの環境設定には「サウンドエンハンサー」という項目があり、これが入っていると音の輪郭がハッキリするものらしいのですが、どうやら今回はこれとサウンドブラスターの相性がよくなかったようです。

また、どうやら「音量を自動調整」も音が歪む原因になるようなので、合わせてOFFにしておきました。

これで不自然な音の歪みと音割れは改善されましたが、ヘッドホンでじっくり曲を聴いていると、サウンドブラスターの出力の影響か高音と重低音がやや強調される、所謂ドンシャリ傾向が強めに出ており、迫力はあるものの長時間聴いていると耳が疲れてくるので、これを緩和するためにiTunesのイコライザでヘッドホン用のプリセットを作成してみました。

20190523-221405

当方はオーディオの専門知識とか音作りにはド素人ですが、どこかでiTunesのイコライザをいじるときには上下幅は少なめにするのと、全体の平均値が±0になるように設定するのがコツだと見たような気がするというふわっとした知識でを元に、ちょっと前に流行ったperfect設定を参考として高音と重低音をやや抑えめに調整してみました。プリアンプがちょっと低くなってるのはiTunesの音量ボリュームMAX状態を基準に、音量を下げる方向に微調整できるように配慮したものです。

 

...ヘッドホン用の出力を一本増設するだけでえらく手間がかかったような気がします。

 

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