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2020年6月 3日 (水)

お手軽オーディオ地獄 パッシブスピーカー編

久々にiMac周りのスピーカー構成を新しくしてみました。

 

 

いままで長らく使い続けていたアクティブスピーカー Creative GigaWorks T20 はいまだ現役ではあるものの、さすがに十年以上も同じ環境で鳴らし続けていたので、気分転換も兼ねて最近ちょっと興味が出てきたパッシブスピーカーに手を出してみました。

 

とはいえパッシブスピーカーはピュアオーディオに繋がる青天井&底なしのオーディオ沼への入り口であり、スピーカー本体に加えてパワーアンプ、ケーブル、音源なども含むスピーカーシステムは構成に拘れば拘るほど高額になっていきます。正直なところ、ちょっと興味がある程度の動機で一式揃えるにはあまりに敷居が高い。

そこで今回はあくまでお試しとして、絶対的な音質は二の次として「とりあえずパッシブスピーカーを鳴らしてみよう」という目標でスピーカーもアンプも最安価なクラスの製品を揃えることにしました。

 

さて、パッシブスピーカーを鳴らすのに必要な最小限の機材は音源パワーアンプスピーカーの三点です。このうち音源は愛用のiMac(2012)を使うこととし、パワーアンプとスピーカーをAmazonで見繕います。

そうして用意したスピーカーがこちら。

 

EDIFIRE P12

 

中国の音響メーカーが販売するブックシェルフ型のパッシプスピーカーで、Amazonで新品ですぐ買えるパッシブスピーカーとしては実売9千円程度の製品です。日本語のレビューは少ないものの、海外での評価は上々。一応スピーカーケーブルも付属しているのでアンプが用意できればすぐ鳴らせます。

当初はYAMAHAの単体売りスピーカーNS-B210が1台2000円台で購入可能だったので検討していたものの、ここ最近のコロコロ騒動の影響か1台4000円台まで値段が跳ね上がってしまったのでP12に決めました。

 

 

そして、スピーカーに組み合わせるパワーアンプは、やはり激安中華製のこちら。

 

Nobsound NS-01G Pro

 

格安、異常にコンパクト、一見してオーディオ機器とは思えないデザイン、Bluetooth対応と中華アンプらしさの塊のような製品です。実売3千円ちょっと。

Amazonレビューでは付属の電源アダプタの評判が悪いらしく汎用品との交換が推奨されているものの、ウチのはとりあえず問題ないのでしばらくはそのまま使って見る予定です。

当初はiMacとスピーカーを設置した位置が少し離れているのと、せっかくBluetoothが使えるのだからと、iMacからBluetooth接続で鳴らしてやろうと思っていたものの、BluetoothのコーデックがSBC しか使えない関係で、音質はともかく遅延がひどくて、iTunesでプレイリストを再生すると曲の頭が途切れてしまうという致命的なラグが発生してしまい、とても実用には耐えないという有様。

いっそBluetoothレシーバーでも追加してやろうかと思ったものの、程度の差はあれ原理的には遅延や音質低下は避けられないということを考えて、5mのAUXケーブルで直接つなぐことにしました。

また、音源であるiMacからの出力には去年ヘッドホン用に購入したUSB DAC、Creative Sound Blaster Play! 3 を使用。DAC、アンプ、スピーカーと最低限のスピーカーシステムを最安価クラスのお手頃製品ばかりで構築しました。

 

 

さて、このお手頃スピーカーシステムで実際に音楽を鳴らしてみると...これがとても良い。

PC用のコンパクトなアクティブスピーカーと比べてスピーカー自体のサイズに余裕があるのが効いているのか、それともスピーカーとアンプが分離しているのが良いのかは分かりませんが、ズシリとした迫力のある音が広く全身を包み込むような感覚は、やはりPC用のスピーカーとは一線を画すと言わざるを得ません。

 

反面「本棚に収まるサイズ」のブックシェルフ型とはいえPCデスクにちょいと置いておくにはやや困る大きさのため、スピーカーとアンプの設置場所はよく考慮する必要があります。 また、ささやくような小音で鳴らすには向いていないため、深夜にPCで静かにYouTubeを視聴するような用途にはちょっと向いていません。

 

スピーカーとアンプを別々に用意する必要があったり用途によっては万人にお勧めできるとは言い難いパッシブスピーカーですが、その一方で自分の好みや予算、部屋のレイアウトに合わせて様々なパーツを選んで組み立てるという楽しさもあります。配置やケーブルの取り回しに頭を悩ませるのもまた一興。アンプだけ操作しやすい場所に置いて、スピーカー本体は家具の隙間や本棚に詰め込むもよし、日曜大工で壁掛けにしてもおもしろいでしょう。

比較的安価なスピーカーとアンプの組み合わせでも十分に良い音を鳴らせる(当社比)ので、同価格帯のアクティブスピーカーを検討している人ならば、パッシブスピーカー+パワーアンプを選択肢の一つに加えてみても良いのではないでしょうか。

 

 

休日の昼下がり、あまり大きくない音量でお気に入りのサントラを鳴らしながらうとうとと惰眠を貪るのが、最近の私の数少ない楽しみです。

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